■ ストーリー ■

失われた国があった。
失われた命と
失われた愛が。
より強い力があれば。
それらは失われずにすんだのか。
勇者の魂を内にひめ
伝説の剣は眠り続けている。
すべての答えは
封印された過去の扉のむこうがわ。

いま、少年は旅にでる。
欠けた記憶を求めて。
心の空白をうめるはずの旅路は、
彼に過去の扉をあけさせようとしている…。

 

物語はケイが「隠者の山」を下りるところから始まる。
ケイは記憶を失い倒れているところを理の賢者ナナーツに拾われた。
それから10年、ケイはナナーツの元で修行をし、いくつかの魔法を身につける。
それと同時にケイは自分の心の奥に潜むもう一人の自分、「アル」の存在に気づく。
凶暴かつ残忍で、凄まじいな魔力を持つ「アル」。
ナナーツは失われた記憶に人格乖離(多重人格)の謎を解く鍵があると言う。
ケイはナナーツの元を離れ、記憶を探す旅に出る。

時を同じくして、タックとギンは隣国オルセリアへ向かっていた。
戦災孤児だった2人は自治都市ファルの長テツに拾われ育てられる。
2人は兄妹同然に育てられ、テツは2人にとって親も同然だった。
そのファルが今ヴェスタニカ帝国の攻撃を受けている。
2人はオルセリア王に援助を求めるため、ファルを後にした。

チャチャはある人を探して世界中を旅していた。
大切な人から預かったあるものを渡すために。
探し始めてからすでに10年の月日が経とうとしていた。
世界を駆け巡って得たものは、誰にも負けぬ剣の腕前だけだった。
そして、チャチャはオルセリアへと降り立つ。

禁呪戦争とは?

伝説の剣は何処に?

ケイの記憶は戻るのだろうか?

謎は、今明かされようとしている。